ロードサービスを電話で呼ぶ住所がわからない時の伝え方
いざ車のトラブルにあってしまったけど、
不慣れな場所や高速道路上で今どこにいるのかがわからない時があります。
そんな時にロードサービスを手配するのに
どうすれば良いのか対応方法について書きます。
◼︎ 一般道での自動車トラブルの場合
・カーナビで現在地を確認
車のエンジンがかかり、カーナビ装備がある場合はまずカーナビで現在地を確認しましょう。
そんなの当たり前と思うかもしれませんが、慣れない車のトラブルに遭うと冷静な判断が出来なくなります。まず落ち着いて、自分の状況を把握しましょう。
・自動車保険の証書を確認
自動車保険の証書を車に保管している場合、それをチェックしましょう。
おそらくトラブルに遭った際のフリーダイヤルの記載があります。
もし車内に見当たらない、保険会社が自分でわからない場合には
家族や保険の代理店などわかる人に電話してみましょう。
この時にチェックするのは、あくまで自動車の任意保険になるので、
強制保険の自賠責保険と混同しないように気をつけましょう。
・どこに連絡すればいいかわからない場合
自動車保険の詳細がわからない、
又はフリーダイヤルで対応を断られた時はJAFの要請をしましょう。
非会員であっても、料金の現場での支払いが可能であれば対応してもらえます。
携帯電話から#9910で、発信をするとJAFのコールセンターに繋がります。
(通話料金は、有料)
・自分の場所を伝えるとき
不慣れな場所で、現在地を電話で説明するのはとても難しいです。
いくつかポイントを押さえて、事前に確認するとスムーズに場所を特定してくれます。
- わかる範囲で都道府県名から伝える
- どこからどこ方面に走行しているか
- 最後に通り過ぎた目印
- 近くの自動販売機
またコールセンターは、全国一括で電話対応している場合が多い為、
地元での通称ではなく、正式名称を伝えるのが良いです。
4の近くの自動販売機についてですが、
多くの自動販売機には住所が表示されたステッカーが貼られています。
その住所を伝えて、そこからどのくらい離れているのかを伝えてあげましょう。
ロードサービスの業者さんと、早く合流できるように
なるべく車の近くから離れないようにしましょう。
もし離れないといけない場合、
その旨を伝えてロードサービス業者さんが到着する前に、
電話をくださいとお願いするのが良いです。
◼︎ 高速道路でのトラブル
高速道路は、上り下りの関係で方向を間違えて伝えると簡単に引き返すことが出来ないので、注意が必要です。
サービスエリア・パーキングエリアのトラブルと、
高速道路上でのトラブルに分けてロードサービスに場所を伝えるコツを解説します。
- 高速道路でのトラブル(共通)
- 高速道路名
- どこからどこに走行してるか
- 最後に過ぎたICやSA
注意が必要なのは、上り下りで走行方向を伝えて、認識のズレが発生してしまうことです。
一般的には、東京に近付くのが上り、離れるのが下りということになっています。
しかし場所的に判断が微妙になったり、自分の認識が逆の場合もあります。
ロードサービスのオペレーターと認識のズレを生じさせないように、
どこからどこに走っているのかで向きを伝えましょう。
■ 高速道路上でのトラブル
- どのIC間にいるのか
- キロポスト
- NEXCOへの連絡
どのICとどのICの間にいるかをロードサービスのオペレーターに伝える事で、
最後に過ぎたICの近くのレッカー業者を手配してくれるはずです。
ふたつめのポイントのキロポストというのは、
本線上の道路脇に設置してある数字の書かれた小さい看板になります。
キロポストを伝える事で、より正確な場所を伝える事ができます。
またNEXCOへの連絡をすることで、
危険な高速道路上でのトラブルで後方からの走行車の警戒対応をしてくれる場合があります。
車内に残ったままの状態は、
後ろからの追突事故などに巻き込まれる可能性があるので、
なるべく安全な場所に退避しましょう。
◼︎ サービス(パーキング)エリア
- 車が現在止まっている場所
- 車の色
- 自分の服装
サービスエリアや、パーキングには多くの車が駐車されている為、トラブルに遭っている貴方の車両をロードサービス業者さんが見つけるのに時間が掛かります。
上記のポイントを伝えておく事で、ロードサービスのスタッフとより早く合流することが出来ます。
◼︎ トラブル場所からどうやって移動する?
基本的に、ロードサービスはトラブルに遭った車両を運ぶ為にあるので、
レッカー車に同乗することは出来ません。
しかし、高速道路や山間部などでは他の交通手段を確保することが出来ません。
自分がトラブル場所から移動出来ない状況であることを、
事前にロードサービスのオペレーターに伝えましょう。
安全な場所や、他の交通手段が確保できる場所までの同乗であれば相談に乗ってもらえる可能性がありますよ。
またJAFは、レッカー搬送時に同乗が必要になるので、
同乗希望の場合にはJAFをご自身で手配するのも選択肢のひとつになります。