深夜に自動車がパンク、スペアタイヤがない場合はどうすれば良いか
クルマを運転していて、タイヤがパンクしたことはありますか。
スペアタイヤが積まれた自動車の場合、
- 自分で交換
- JAFに頼む
- 任意保険のロードサービスを呼ぶ
などの対応があります。
しかし、スペアタイヤがない場合は、どうすれば良いのでしょうか。
スペアがない場合の応急修理キット
深夜、早朝のパンクトラブルは、厄介です。
最近のクルマは燃費を向上させる為、スペアタイヤがないものが多いです。
基本的には、スペアがない場合、代わりに応急修理キットが入っています。
応急修理キットで、対応可能なケースは割と少ないので注意が必要です。
パンクの原因が小さい穴であれば、対応可能です。
しかし、完全に裂けている、穴が大きい場合は応急処置出来ません。
また応急修理キットを使うと、そのタイヤは今後使えなくなってしまいます。
特殊な薬剤を入れて、穴を塞ぐので、長距離走行ももちろん出来ません。
スペアがない場合は、JAFやロードサービスでも基本レッカー対応です。
深夜・早朝は営業時間外なので受け入れ出来ない
タイヤ交換出来る場所までレッカーしたい。
しかし、基本的には深夜・早朝はディーラー、修理工場、タイヤ販売店は営業時間外。
24時間営業のガソリンスタンドで、タイヤ交換出来る場所もあります。
しかし、夜間帯に対応しているところは非常に少ないです。
また対応できるスタッフが常駐しているとは限りません。
トラブル現場付近で、レッカー到着までに交換可能な場所を探すのは難しいです。
では、道路上で自走出来なくなった自動車はどこまでレッカー移動するのでしょうか。
自宅や勤務先の駐車場、もしくはレッカー会社で保管
レッカーで運ぶ場所がない、どうしよう。
一般的なケースを例に挙げておきます。
- 自宅、勤務先などの駐車場
- レッカー会社でいったん保管
- 営業開始時間まで待つ
もちろん例外もありますが、ほとんど上記のパターンとなります。
項目ごとに注意点などをまとめておきます。
自宅、勤務先などの駐車場
自宅や勤務先に一回、パンクしたクルマを運びます。
営業時間になったら、受け入れ出来る場所までもう1度レッカー搬送してもらう。
JAF会員なら、15kmまではレッカー搬送無料。
自動車保険のロードサービスは、損保会社によります。
しかし、自宅搬送後の2回目のレッカーも対応してくれる場合がほとんどです。
但し、注意点が多いです。
- 駐車場までの道幅はレッカー車が入っていけるか
- クルマを下すスペースは、十分広いか
- 車両を降ろす際に、立ち合いしてくれる人間はいるか
- JAF以外は、基本的にレッカー同乗出来ない
- 自宅からレッカーする時にも立ち会いが必要
レッカー車は、もちろんサイズが大きいので、道幅スペースが広い必要あり。
積み込み、降ろす際に立ち合いが基本的に必要。
レッカー同乗出来る場合も、1名か2名まで。
家族で自動車に乗っていた場合、他の交通手段確保が必要になります。
JAFロードサービスの場合は、基本一緒に移動出来るようです。
レッカー会社でいったん保管
自宅の駐車場も狭く、運ぶ場所がない場合はレッカー会社によって預かりも可能。
レッカー会社で、預かった後はどうすれば良いか。
- 自分はどうにかして帰宅する
- 日中に受け入れ出来る修理工場などを探す
- 直接連絡を取って、入庫可能か確認する
- レッカー会社、保険会社に連絡を入れる
- 保管したレッカー会社が、営業時間内にレッカーする
簡単に説明すると、このような形になります。
厚意にしている修理工場がなかったり、遠方でのトラブルの場合は保険会社に修理工場を紹介してもらう事も可能な場合があります。
タイヤ購入と交換の予約をネットで申し込みする事が出来るサービスもあります。
注意するべき点は、レッカー会社での保管料が発生するか否かです。
予め確認を取っておきましょう。
営業時間まで待つ
パンクはしてしまったけど、どうにか自宅までは帰宅した。
そんな時は、使える手だと思います。
事前に損保会社に連絡して、ロードサービスの予約手配をして貰うことも可能です。
自宅ではなく、例えばコンビニなどお店の駐車場にクルマがある場合。
どう
しても直接、運びたいなどの理由があれば、朝まで待ちましょう。
だいたい修理工場、ディーラー、タイヤ販売店の営業時間は、
早い場所で8時30分から、基本9時・10時が目安となります。
また火曜日、水曜日などはディーラー定休日の可能性もあるので、確認要です。
朝、出勤する時はどうすればいいの
任意保険は、内容により代車が利用出来る場合もあります。
しかし損保会社も最寄りの提携レンタカー会社で手配する事が多く、深夜帯早朝に手配が進めることが出来るのは稀です。
希望がある場合は、無理だと諦めず損保会社のオペレーターに相談しましょう。
出来る限りの相談には乗ってもらうことが出来ると思います。