クレーン作業で落車した自動車をロードサービス費用いくら
車同士の事故や、ガードレールがない道路でハンドル操作を誤ってしまった際に自動車が落車した場合など、クレーンを使った引き上げ作業が必要になります。
保険会社のロードサービスによって、クレーン作業の費用対応が異なるのでパターン別に解説していきます。
クレーン作業もロードサービス対象
損保ジャパン日本興亜の任意保険では、
基本個人契約の車両にはロードアシスタンス特約が付帯されています。
ロードアシスタンスの対象となる作業であれば、
現場での作業費用、搬送費用を上限15万円で保障してくれます。
費用が15万円を超過した場合は、超過分の費用を契約者が負担する形になります。
クレーン作業は対象外で費用負担
東京海上グループのイーデザイン損保や、ソニー損保の自動車保険では、クレーン作業、重作業費用については全て契約者負担になるとの事です。
イーデザイン損保では、その他に事故などで車両などの損傷が激しく現場で清掃が必要な際の費用もロードサービスの対象外費用となるので注意が必要です。
落輪トラブルも注意が必要
自動車保険のロードサービスは、
落輪トラブルも保障内容が保険会社によって異なります。
落輪というのは、側溝などにタイヤを落としたトラブルを指します。
落輪ロードサービス対象
上で挙げたように、損保ジャパン日本興亜は1事故につき上限15万円まで対象内費用が保障されます。落輪の引き上げ作業も、落ちた場所、落輪したタイヤの本数に関わらず対象となります。
落輪トラブルに制限がある場合
クレーン作業が対象外となっている多くの任意保険のロードサービスで、
落輪トラブルの対象に制限がついています。
代表的な対象制限は、
- 落輪したタイヤ1本又は2本まで
- 落輪した場所の深さの制限
- 作業時間が30分を超える場合
- 落輪の引き上げ費用上限2万円
- 落輪トラブルの特約化
などになります。
落輪時においても、状況や車両サイズによってはクレーン作業でないと引き上げが出来ない場合があります。
契約内容、状況によっては、費用負担が発生する可能性があるので
ロードサービスのサポートデスク連絡時に必ず確認しておきましょう。
任意保険ロードサービス支払いについて
費用負担が発生した場合の支払い方法ですが、
殆どの場合作業完了後にその場で支払う必要はありません。
費用負担分については、後日保険会社から請求されることがほとんどです。
しかしJAFの場合、非会員であれば費用全額、
会員の場合は無料作業分を超えた費用を現場で支払う必要があります。
支払い方法については、現金やクレジットカードで支払いが可能とのことですが、
手持ちがない場合は必ず事前に相談しておきましょう。
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